第18回吉祥寺アニメーション映画祭ノミネート作品

2022年度ノミネート作品は以下の通りです。



01.『下校』Ajisa

【あらすじ】
彼女はいつも同じ道を通って帰宅する。しかし、些細なきっかけから寄り道をすると、新たな発見、気付きがありいつも刺激を受ける。一本違う道を歩くだけでありふれた日常がゆらぎ、違う世界が現れる。その境界はとても繊細で、今は非日常でもいつか日常になるかもしれない。もちろんその逆も。この境界の行き来する感覚を感じる。
(2分13秒)




02.『17クラブ』森 翔太

【あらすじ】
高校生の七色(17)は、人混みが原因で駅の階段から落ちてしまう。その瞬間「1秒だけタイムリープ」できる能力を獲得する。 同じクラスの親友、凛音と日常を過ごすうちに、タイムリープの発動が、世界を小さく改変するリスクがあると気づく。愛用するiPhoneはAndroidに変わり、吉野家はチカラめしに変わり、愛用のバッグが布袋柄に変わる──。 現実と非現実が入り混じった時間を過ごす中、ある事件をきっかけにして凛音が学校に来なくなってしまう。彼女たちの別れの時が迫っていた。 『マンガ×アニメ×実写』を組み合わせた、実験的青春SF。
(16分16秒)




03.『albinism』齋藤 美月

【あらすじ】
アルビノを抱えた子の日常を描いたアニメーション作品です。 自身のコンプレックスを受け入れていく、心情の変化を繊細に描いた作品です。
(6分1秒)




04.『いぬ、ストリートピアノ』熱田 彩那

【あらすじ】
ストリートピアノに強い憧れを抱いた"いぬ"は、自分もその舞台でピアノを弾くことを夢みる。人間との体格差に落ち込んだりしながらも猛特訓を重ね、ついにストリートピアノで曲を披露することが叶うのだった。
(4分29秒)




05.『ときめく良太』木原正天

【あらすじ】
ある日の学校の帰り道、良太はある行動を繰り返していた。
(4分16秒)




06.『はなくそうるめいと』池田夏乃

【あらすじ】
内気な少女ハナコは、みんなで遊ぶ子たちを遠目に見ながらも声をかけ る勇気がなく、いつも1人で遊んでいる。そんな時、ギャルのハナクソ 「ぶがちょ」が現れ、友達作りの手助けをしてくれる。
(7分18秒)




07.『必要な存在になりたかったな。』higoAkari.

【あらすじ】
「私は誰かにとっての都合の良い存在でしかない。」と考えるようにな ったのはいつからだっただろうか。主人公明日香の日々の出来事を通して、ちょっとした心のざわつきを描いた作品です。側にいる誰かの何気 ない言動や、自分が無意識で決めつけてしまっている思考など、様々な 「トリガー」で人の気持ちは大きく影響を受けることがあります。この アニメーションに登場する明日香は、今を生きている女性です。彼氏に 言われた一言、SNSで知り合った人とのやり取り、家に棲みつく小さな 蜘蛛との関係。明日香の「日常」は、切れ目のない時間の流れというよ りも、断片的で(他人にとっては)些細な出来事の短編集として再構成 していきました。
(11分38秒)




08.『喪失の家 (상실의 집)』全振圭

【あらすじ】
老人ホームで老人達は頭を刈られる。そこで働く主人公は老人達を観察 するが、彼らの表情は読み取れない。 しかし、ある瞬間から、彼らの顔を眺めるようになる。
(9分35秒)




09.『春になったら~こぐま のユーゴ物語』村田朋泰

【あらすじ】
2016年5月に生まれたユーゴ。 2020年5月、日常はコロナウイルスによってかわってしまいました。 この物語はユーゴのお母さんが息子の成長をスマホで撮影した記録と、5歳になったユーゴの家族のお話です。
ユーゴの成長記録は田舎で暮らすばあばも楽しみにしています。ばあばはたくさんの笑顔をくれるユーゴの姿に励まされ、元気をもらっています。2020年の春、ばあばは久しぶりにユーゴに会いにやってきました。ところがユーゴはアニメに夢中です。ばあばはユーゴを誘い出し、公園で開かれている「お笑いショー」を見に行きます。「お笑いショー」はとても楽しく、その日のユーゴは夜遅くまで楽しかったことを家族に話すのでした。 ところが... (18分14秒)




10.『ラ・サンカンテーヌ ー とある夫妻のお噺ー』ヒラタアツコ

【あらすじ】
とある夫妻のお話です。夫妻の年月の経過による関係の変化を、一日の時間の移り変わりになぞらえて描きました。
作品中で使用した曲であるガブリエル・マリの「金婚式(La Cinquantaine)」という夫婦の50年目の祝いがテーマでありながら物哀しいメロディーに対する子供の頃に感じ た疑問への、大人になった自分からの答えでもあります。
(5分33秒)




11.『I remember』魏蔓

【あらすじ】
画風が変わるにつれて、「画家になりたい」という子ども時代の夢から物語を語り、それらの記憶に関わる人物・場 所・事件を巡って脳内での情報収集を行なった。鑑賞者はこの作品で、作者の子ども時代の画風からはじめ、年齢が重ねるにつれて、絵画スタイルの漸次的な変化を見ることになる。「鮮明な記憶」がストーリーのフレームを築き上げ、同時に叙事の部分になる。また、「曖昧な記憶」も不確定性が存在するため、これらの曖昧部分については線・同色絵・ メタモルフォーゼなどの手法を試みた。『憶えていて』中にはアートスタイルの並置は叙事手段として使うだけではなく、直接にストーリーそ のものの一部として有機的に活用した。その中でアニメーションの特性 を利用し、画風の変化を通して自分の成長を間接的に暗喩した。(9分31秒)




12.『鬼、布と塩』西原 美彩

【あらすじ】
遥か前、鬼たちと村人たちは、少しだけ離れた別々の山で暮らすことに した。しかし長い時間が流れる中、その約束はもう皆から忘れ去られて いる。木にくくりつけられた布は曖昧に互いを遮断し、塩は曖昧に互い を繋げようとする。村人たちの不安に武士らが駆けつけるが、何が恐ろ しいものなのか、皆が判らないでいる。
(11分)


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