FESTIVAL

開催概要

2/23(金・祝)
特集上映・トークショー
「宮﨑アニメの原点と「動き」の魅力」

原作 モンキー・パンチ©TMS

プログラムA
『ルパン三世 カリオストロの城』
13:00〜 

プログラムB
『王と鳥』
トークショー「アニメーションに生命( いのち)を吹き込む人たち」
開場16:00 上映開始16:30 18:15トークショー開演

三鷹の森ジブリ美術館の協力で上映会+スペシャルトークショーを開催します。
宮﨑アニメの原点である「動き」と手描きのアニメーションの魅力を探るべく、
『カリオストロの城』『王と鳥』の二作の上映、そして
宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』のあの超絶作画を手掛けた
本田雄さん、井上俊之さんのお二人をお迎えしたスペシャルトークショーを開催します。

宮﨑駿劇場初監督作品である『ルパン三世 カリオストロの城』
そして宮﨑監督に多大な影響を与えたといわれるポール・グリモー監督『王と鳥』
トークショーでは宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』のあの超絶作画を手掛けた
本田雄さん、井上俊之さんのお二人をお迎えし、 本映画祭審査委員長でもある竹熊健太郎さん、津堅信之さんのコンビでアニメーションの魅力を掘り下げていく予定です。
スペシャルゲストにはクラリス、ナウシカなど宮﨑アニメに生命を吹き込んできた声優・島本須美さんをお迎えします!

入場無料/予約制
*全ての上映は通しでご覧になれますが、ご予約が必要です。

原作:モンキー・パンチ ©TMS

『ルパン三世 カリオストロの城』
あらすじ

ある国営カジノから五十億の札束をまんまと盗み出したルパンと次元だが、実はそれはゴート札と呼ばれる偽札だったのだ。そこでルパンは、ゴート札が発行されたカリオストロ公国を次のターゲットに決める。
ルパン達が公国の自然を楽しんでいると、二台の車が猛スピードで過ぎ去っていった。なぜかウエディング姿の少女が武装した男達に追われていたのだ。当然ながらルパンは少女の側につき、少女を救うのに成功した。しかし、わずかの隙に少女を奪われてしまう。その少女が忘れていった指輪を見て、ルパンは次元にこの公国で盗みを失敗したことがあるといった。 そしてルパン達は、その少女・クラリスがカリオストロ伯爵との婚礼が近いことを知る。

©1980 LES FILMS PAUL GRIMAULT-STUDIOCANALIMAGE-FRANCE

『王と鳥』
あらすじ

フランス初の長編アニメーション映画「やぶにらみの暴君」を、監督のポール・グリモー自ら当初の構想通りに改作した傑作アニメ。2006年、スタジオジブリ提供により本邦初となる劇場公開が実現。広大なタキカルディ王国。天高くそびえた宮殿の最上階にある秘密の部屋。そこに飾られた3枚の肖像画。美しい羊飼いの娘と煙突掃除の青年、そして孤独な王。娘と青年は、2人の仲を引き裂こうとする王から逃れるため、絵の中から抜け出してしまう。2人を追って肖像画の王も絵から飛び出してくる。一方、娘と青年は一羽の鳥に案内されて、迷路のような複雑な階段を駆け降りていく...。

トークショー
「アニメーションに生命( いのち)を吹き込む人たち」





本田雄

1968年生まれ。 アトリエ戯雅で動画デビュー後、ガイナックス、マッドハウス、Production I.G等で活動。その後カラーにて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で総作画監督、『西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可』で原案・キャラクターデザインを務める。現在はスタジオジブリに所属。





井上俊之

1961年生まれ。 大阪デザイナー学院卒業後、スタジオジュニオ、フリーランスを経て現在はスタジオジブリ所属。『AKIRA』『魔女の宅急便』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『千年女優』『おおかみこどもの雨と雪』『電脳コイル』『鹿の王』など主に劇場作品に参加。

島本須美

高知県出身。桐朋学園芸術短期大学卒業。劇団青年座に入団。その後女優として様々な舞台などに立ちながら、声優としての活動も始める。
日本を代表するアニメ映画・宮崎駿監督作『風の谷のナウシカ』ナウシカ役、『ルパン三世カリオストロの城』のクラリス役をはじめ、TVアニメ『めぞん一刻』音無響子役、『小公女セーラ』セーラ・クルー役など多くのヒロインを演じる。清純な澄んだ声に定評があり、 外国映画画吹き替えではテレビ放送版『スターウォーズ』のレイア姫役など、誰もが知る名作に多数出演。

2024年2月23日(金・祝)
武蔵野公会堂 パープルホール

■プログラムA『ルパン三世 カリオストロの城』
12:30開場 13:30 上映開始
『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年/100分)
入場無料(予約制)



*満席につき受付は終了いたしました

2024年2月23日(金・祝)
武蔵野公会堂 パープルホール

■プログラムB『王と鳥』
トークショー「アニメーションに生命(いのち)を吹き込むひとたち」
開場16:00 16:30上映開始
『王と鳥』 ( 1980年 フランス/87分)
                 18:15 トークショー開演
本田雄(スタジオジブリ・アニメーター『君たちはどう生きるか』作画監督)
井上俊之(スタジオジブリ・アニメーター『君たちはどう生きるか』原画)
竹熊健太郎(吉祥寺国際アニメーション映画祭審査委員長)
津堅信之(アニメーション史研究家・吉祥寺国際アニメーション映画祭審査員)

スペシャルゲスト:島本須美(声優) 入場無料(予約制)





*満席につき受付は終了いたしました

関連展示:三鷹の森ジブリ美術館
企画展示「君たちはどう生きるか」展

© 2023 Studio Ghibli © Museo d'Arte Ghibli 

宮﨑駿監督の最新作である『君たちはどう生きるか』はおよそ7年の歳月を費やして生み出されました。 その制作過程で描かれた絵のほとんどが、紙に鉛筆と絵の具で描かれているという意味において、近年では稀な「手描き」アニメーション作品です。宮﨑駿監督をはじめとする少数精鋭のアニメーターや美術スタッフによって描かれたその完成度は、「手描き」アニメーションの粋であるといえるでしょう。 現在では手描きのアニメーションもデジタル機材を使用した作画や美術が主流となっており、デジタル化の進展に伴って手描きアニメーションと3DCGアニメーションの境界もあいまいになりつつあります。 その結果、アニメーションの制作現場から紙と鉛筆、絵の具が徐々に姿を消しています。 今回の展示では、『君たちはどう生きるか』の制作過程において描かれた絵を純粋に展示し、紙と鉛筆から始まる手描きの豊かさと、そして描くことの力そのものを感じていただける場を提供することを目指します。

イベント内容はやむを得ない事情により予告なく変更を余儀なくされることがございます。 あらかじめご了承ください。