FESTIVAL

開催概要

2/25(土)
ストップモーション・アニメーション特集

プログラムA
『PUI PUI モルカー』セレクト上映

1回目 13:30〜 2回目14:00〜

©見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ

第12回・第13回・第14回と吉祥寺アニメーション映画祭でグランプリ各賞を受賞し、今や大活躍の見里朝希監督のTVシリーズ初監督作品『PUI PUI モルカー』のセレクト上映。
(入場無料)

2023年2月25日(土)
武蔵野公会堂 パープルホール

■プログラムA 上映1回目13:30 上映2回目14:00

『PUI PUI モルカー』(2020年)
入場無料

こんなアニメーションが作れます!

ワークショップ
フリッカ 「コマ撮りで立体アニメを作ろう!」

昨年好評だったフリッカ「コマ撮りで立体アニメを作ろう!」体験ワークショップも同時開催。今年は『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL 』フロッキーソフビフィギュアを使用。見里監督のような立体アニメーション作りが体験出来ます!
参加無料

武蔵野公会堂2F会議室
ワークショップ
13:00〜14:00〜15:00〜
(各回8組/約45分)
12:30から受付開始
(ご希望の回の整理券をお渡しします)

■フリッカ「コマ撮りで立体アニメを作ろう!」

参加無料

プログラムB
ストップモーションアニメーション歴代受賞作品特集
16:00 上映開始

数々の名作を生んだ近年のストップモーション歴代受賞作品を一挙に上映します。(入場無料)

第17回吉祥寺アニメーション映画祭
ストップモーショングランプリ受賞作品

『Blink in the Desert』
副島 しのぶ

悪意は突然現れる。まるで瞬きするかのように、羽ばたく羽虫のように気まぐれだ。 若き砂漠の隠者は、ある日突然現れた羽虫を殺してしまう。その姿をじっと見つめるゾウ。その日から、少年は羽虫の影に追われていく。

第16回吉祥寺アニメーション映画祭
ストップモーショングランプリ受賞作品

『COMET』
中村匠吾

いつかどこか遠い宇宙の「僕」の話。

第15回吉祥寺アニメーション映画祭
ギャグアニメ部門グランプリ受賞作品

『ネギはからだにいい』
伊藤貴祥

男の子が風邪をひき、ガールフレンドがお見舞いに来て、持って来たネギで男の子の風邪が治る話。

第15回吉祥寺アニメーション映画祭
ストップモーショングランプリ受賞作品

『I SEE YOU』
佐藤亮

“出る”と噂のお屋敷に買い手がついた。派遣された掃除婦は幽霊なんて信じない。しかし、幾度となく繰り返す怪奇現象に掃除の邪魔をされ…。いたずら好きの幽霊と掃除婦が織り成す、奇怪で愉快なホラーストーリー。

第14回吉祥寺アニメーション映画祭
グランプリ受賞作品

『マイリトルゴート』
見里朝希

狼に食われかけたところを母ヤギに助けられたヤギの子供たちが暮らす家に、 1匹だけ消化されて見つけられなかった子ヤギの代わりとして、母ヤギによって人間の少年が連れてこられる。 家の中で少年は、狼の胃袋の中で消化され、体毛がはげ、皮膚も焼かれた子ヤギたちの姿を見る事になるが・・・

第14回吉祥寺アニメーション映画祭
優秀賞受賞作品

『蘆屋家の末裔』
吉田ヂロウ

町山敦は、古くからの友人・蘆屋久信を訪ねる。 そこで、さまざまな怪奇に出くわす事となる・・・

第14回吉祥寺アニメーション映画祭
審査員特別賞受賞作品

『花とラルバ』
浅野陽子

私たちの教室には芋虫がいる。 真っ直ぐで優しい芋虫・ラルバに、虫嫌いの少女・花も惹かれていくが、ある日、選択を迫られる。

第13回吉祥寺アニメーション映画祭
優秀賞受賞作品

『すみっこのこ』
浅野陽子

うるさい女子もいけずな男子も、みんな飛んでいってしまえばいいのに―。学校嫌いの少女は、教室の隅で想像世界を膨らませていく。

第12回吉祥寺アニメーション映画祭
グランプリ受賞作品

『あたしだけをみて』
見里朝希

ガールフレンドと付き合い始めた頃の魅力をいつの間にか忘れ、 「モルモット」ばかり可愛がる日々を送る男性。 そんな中、お花の美女に出会う。 モルモットに嫉妬するガールフレンドに比べ、 モルモットの良さを理解してくれるお花の美女に惹かれていくが…。

2023年2月25日(土)
武蔵野公会堂 パープルホール
■プログラムB 上映開始 16:00
吉祥寺アニメーション映画祭ストップモーションアニメーション歴代受賞作品特集

『Blink in the Desert』(2021年 10分)
『COMET』(2020年 3分)
『ネギはからだにいい』(2019年 2分)
『I SEE YOU』(2019年 8分)
『マイリトルゴート』(2018年 10分)
『蘆屋家の末裔』(2018年 9分)
『花とラルバ』(2018年 8分)
『すみっこのこ』(2017年 4分)
『あたしだけをみて』(2016年 8分31秒)

入場無料

プログラムC
中村誠監督×ストップモーション歴代受賞作家トーク+セレクション
17:45 開演

〜トーク+セレクション上映〜

本映画祭審査員でもある中村監督と歴代の授賞作家の皆さんをお迎えして、
作家の皆さんが「最も影響を受けたストップモーション作品」について、
それら名作の上映も交えながらストップモーションアニメーションの魅力を語っていただきます。
(入場無料)

中村 誠

1970年埼玉生まれ。脚本家、アニメーション映画監督。ラジオドラマやアニメーションの脚本・演出・プロデュース・ グラフィックデザイン等を手掛ける。2010年からはストップモーションアニメーションの作品を監督。「劇場版チェブラーシカ」(2010)「ちえりとチェリー」(2015)「20000907」(2020)等。現在は新作を準備中。

見里 朝希

東京都生まれ。2018年、東京藝術大学大学院アニメーション専行修了。『あたしだけをみて』(2016)や『マイリトルゴート』(2018)はSHORT SHORTS FILM FESTIVALで優秀賞・東京都知事賞をはじめ、国内外の映画祭で多数の賞を受賞。若手クリエイター対象の国際賞「Young Guns」にも選出される。2021年発表の『PUI PUI モルカー』ではTVアニメシリーズ初監督を務める。現在、WIT STUDIOに所属し、ストップモーションスタジオを発足する。

副島 しのぶ

立体アニメーションの技法を使った短編映画や映像、写真、立体作品を制作。人形を主体としながら、生肉や乳、植物、粘土など形状変化の伴う素材を取り入れることで、物質同士の境界線を融和させ、立体アニメーションによるアニミズムの再考を試みる。主な受賞歴に第68回オーバーハウゼン国際短編映画祭 エキュメニカル審査員によるスペシャルメンション (特別賞)、第22回 文化庁メディア芸術祭 審査員推薦作品、アートアワードトーキョー丸の内 2018 木村絵理子賞など、国内外の映画祭で受賞、美術展覧会で発表している。

吉田 ヂロウ

1994年生まれ。アニメーション作家・画家。鉛筆画、ペン画を主体としたモノトーンの世界を描く。また、鉛筆画の質感を持った人形コマ撮りアニメーション作品を制作する。2020年アジアデジタルアート大賞/福岡県知事賞を受賞(人形アニメーション『繩』)。

イトウ アツヨシ

アート・アニメーションのちいさな学校にて人形アニメーションを学びながら、立体アニメーション作品を自主制作。真賀里先生に言われた「あっちゃんは性格が7回屈折している」は今も励みになっています。 シンプルでいびつでユーモラスなものを愛しています。 現在は精神保健福祉士として福祉分野で働きながら、人生について考えたり考えなかったりしつつ、今後の作品制作等についても模索中。 YouTubeチャンネル

©Niles Atallah, Joaquín Cociña, Cristóbal León 

『ルシア』
ヨアキン・コチナ、クリストバル・レオン、ナイルズ・アタラー 監督/2007

あらすじ

ルシアはルイスと恋に落ちた夏を思い出す。ベッドルーム内の家具が揺れて破壊され、木炭のルシアが壁に現れては消える。 (4分)

©Niles Atallah, Joaquín Cociña, Cristóbal León 

『ルイス』
ヨアキン・コチナ、クリストバル・レオン、ナイルズ・アタラー 監督/2008

あらすじ

『ルシア』の続編。野生のルイスが森で彼の愛を待つ。リビングルームの破壊された家具が再建されている間、炭で作られたルイスは、あまりにも多くのことを待つうちに木となってしまう。 (4分)

©TAIYO KIKAKU Co.,Ltd./TECARAT  

『プックラポッタと森の時間』
八代健志 監督/2021

あらすじ

世界の人々が自宅待機を余儀なくされたあの年の春、「私」も都会への通勤をやめ自宅での毎日をすごしていた。そんなある日、「私」は庭で不思議な生き物の痕跡を発見する。監視カメラを設置して調べてみると、写っていたのはなんと身長15cmほどの小人。「私」はこの生き物を「プックラポッタ」と名付け、その探索に没頭する。しかし、世の中が少しづつ動きを取り戻すにつれ「私」の目にはプックラポッタが見えなくなっていく。 (16分)

©Saori Suzuki 

『感傷の沈殿』
鈴木沙織 監督/2012

あらすじ

考えと姿勢をダンスのように動きやイメージで綴ったアニメーション。不安や悩みがあっても、生きることは「大丈夫だよ」という、生を肯定する姿勢を目と心で感じられるように、生命力溢れるイメージをつくった。マルチプレーンの撮影台を組み、その上で直接切り紙や立体の人形を動かした。 (6分)

©Yuka Aoki 

『ナーニとナッタ』
青木 友香 監督/2012

あらすじ

ちょっとおませなお姉さん「ナーニ」と、 やんちゃ盛りの弟「ナッタ」。 ふたりはいつもけんかばかりしていますが…? (6分)

2023年2月25日(土)
武蔵野公会堂 パープルホール
■プログラムC 17:45 開演
中村誠監督 × 歴代受賞作家トーク+セレクション上映

『Lucia』(2007年 4分)
『Luis』(2008年 4分)
『プックラポッタと森の時間』(2021年 16分)
『感傷の沈殿』(2009年 6分)
『ナーニとナッタ』(2012年 6分)

ゲスト:中村誠(アニメーション監督・吉祥寺アニメーション映画祭審査員)
見里朝希(『マイリトルゴート』『PUI PUI モルカー』)
副島しのぶ(『Blink in the Desert』)
吉田ヂロウ(『蘆屋家の末裔』)
伊藤貴祥(『ネギはからだにいい』)

入場無料

イベント内容はやむを得ない事情により予告なく変更を余儀なくされることがございます。 あらかじめご了承ください。

感染防止対策上のお願い
本映画祭は武蔵野市文化施設利用ガイドラインに従い運営しております。

  • 体調の優れない方はご参加をご遠慮ください。
  • 会場は定期的な換気を行っております。
  • 混雑が予想される場合、入場者数・滞在時間の制限を行う場合がございます。あらかじめご承知いただくとともに係員の指示に従ってください。