FESTIVAL
開催概要
2/23(日)
第20回吉祥寺国際アニメーション映画祭
第20回国際吉祥寺アニメーション映画祭 ノミネート作品上映
開場14:30 上映開始15:00
2/23(日)映画祭最終日、いよいよグランプリ以下各賞が決定。
今年も選び抜かれたノミネート15作品を上映します。
ノミネート作品は以下15作品です。
(上映時間 約100分)
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01.『ヨビとアマリ』
比留間 未桜
プレイング・カードは両手に収まるほどの小さく華やかな舞台。
54”枚”の役者たちは机上で日々お客を楽しませていた。
一方、代役の白紙であるヨビとアマリは舞台裏で練習するだけの日々に閉塞感を感じているが、ある事故をきっかけにダイヤのジャックが焼失してしまい…?
(11分31秒)
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02.『誰もが青春を謳歌できるわけじゃない』
長櫓 生真
車椅子で弓道に挑戦する女性の物語です。
(7分56秒)
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03.『よだか』
王 俊捷
よだかは醜い鳥であった。ある日、鷹がよだかにその名を返すように迫る。よだかはそれに抗いながら、苦しみの末にこの世界で生きるルールを知る。
(8分26秒)
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04.『ブルースのステップ』
櫻井 嘉那子
親戚の家を訪ねていたわたしは、そこに住む彼女の話を聞いていた。「社交ダンスを習っていたんだよ。」私にずっと語りかけていた彼女は静かに部屋の隅を見つめた。久しぶりに訪れる沈黙の中私は言った。「一緒に踊る?」すると彼女の瞳に優しい光がさしこむ。踊るには少し狭い部屋の中で、私は初めて社交ダンスを踊ることになる。
(3分51秒)
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05.『私は、私と、私が、私を、』
伊藤 里菜
ある日突然自分の姿が奇妙なものに変わってしまった「私」。「私」は何度も皮を剥がし、元の姿に戻ろうと試みるが、上手くいかない。これは、作者本人の整形体験を描いたドキュメンタリーアニメーション。
(8分9秒)
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06.『孤』
ajisa
「なんでも一人で抱え込んでしまう女学生。悩みを抱えたまま一人部屋で踠いている。
行くところまで行ってしまった彼女に必要だったのは数回、鳴り響くベルの音だった。
(11分18秒)
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07.『Vision』
Çağıl Harmandar
目は夢をつくり出し、記憶を保持する魔法の玉である。目は眠りに落ちていく崩壊過程の中で他の目と出会い、それらの間には内と外が重なり合った、新たな世界が生み出される。
(7分19秒)
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08.『UNIHORSE』
罗 书嬛
草原に住む、スターになる夢を持った子馬の物語です。幸運なチャンスがあれば、遊園地で最も人気のあるメリーゴーランドになり、ソーシャル メディアですぐに有名になります。しかし、この子馬にとっての悪夢は、いたずらっ子の出現によって始まったばかりです...オンライン トピックを共有し、協力してグリーンで健全なオンライン世界を構築します。
(4分51秒)
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09.『Hometopia』
徐 銘希
老人は、いつか兄と大きな別荘に住みたいと願い、村の噂をいくら聞いても、枝やレンガや泥を使って、自分の手でとても豪華だと思う家を建てるが、それは本当に真実なのだろうか?何が本物で何が偽物なのか?
(4分21秒)
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10.『涙のホルスタイン』
下井 健次
ホルスタインと言う不名誉なニックネームをつけられた哀しい女の独り言。
(4分21秒)
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11.『ヤポラポンキー』
木原 正天
彷徨う男と謎の生物・ヤポラポンキーの奇妙な交流。
(6分22秒)
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12.『「馬糞はええわ」って言われてる馬糞』
中沢 天翔
ある日カニは古くから信頼を置いていた猿に裏切られた。そんな猿を懲らしめるべく作戦を立てるカニ。カニのためならと快く立ち上がった協力者達。彼の仲間集めは順調に思えた。
(1分32秒)
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13.『ワイルドキャット』
橋本 誠史
愛するために生きること
生きるために愛すること
すべてに痛みが伴われる
(3分6秒)
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14.『The Island』
そら
日々に疲れているケープリー。利尻山の利尻富士は豊かな湧き水を湛え、訪れるものを癒やしていく。
(15分)
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15.『Mind Replacer』星宮とと+TEMPLIME
大谷たらふ
HOSHIMIYA TOTOはVRシンガー。
ライブでは彼女はスクリーンに映った平面のアバターですが
まるで肉体を持った存在がそこにいるかのように多くの観客は熱狂します。
現実とVRの境目は今日とても曖昧です。
VR空間で体験を共有することは、そこにいるはずのないHOSHIMIYA TOTOという一つの生命を生み出して
精神と肉体の境界を曖昧にしていきます。
「互いの精神を交換してユートピアを作る」
人間は古来から神や霊と一体となるために肉体を必要としたりあるいは解放されようとしてきたといいます。
精神と肉体というテーマを現在のVRシンガーを通してポップに描いたMusicVideoです。
(1分51秒)
審査結果発表・表彰式・講評
17:00頃〜
ノミネート14作品の中からいよいよ選出される第20回吉祥寺国際アニメーション映画祭グランプリ各賞。
この日の審査員協議により選出されるグランプリ各賞の授賞式と講評セッション。
MCは東優夏さん。
今年のゲストには湯浅政明監督をお迎えします。
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ゲスト
湯浅政明(アニメ監督)
プロフィール
湯浅政明(ゆあさ・まさあき)
1965年福岡県出身。アニメ監督。映画『マインド・ゲーム』(2004年)で長編監督デビュー。
モントリオールファンタジア国際映画祭で5部門を受賞し、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では大賞を受賞。以後メディア芸術祭での大賞受賞はテレビ作品を含め4度を数える。
『夜明け告げるルーのうた』(2017年)では、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞にあたるクリスタル賞を受賞。『夜は短し歩けよ乙女』(2017年)でオタワ国際アニメーションフェスティバル長編部門グランプリ、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。『きみと、波にのれたら』(2019年)では上海国際映画祭 金爵賞アニメーション最優秀作品賞。シッチェス・カタロニア国際映画祭長編アニメーション部門最優秀賞を受賞した。最近作『犬王』(2022年)はファンタジア国際映画祭アニメーション部門長編作品賞、毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞などとともに第80回ゴールデングローブ賞、第78回ベネチア映画際オリゾンティ部門にノミネートされ話題となった。そのほかTVや配信シリーズ作品『四畳半神話大系』(2010年)『ピンポン THE ANIMATION』(2014年)、『DEVILMAN crybaby』(2018年)、『映像研には手を出すな!』(2020年)などでも国内外で数々の受賞を果たす。
2025年2月23日(日) 武蔵野公会堂 パープルホール
15:00〜ノミネート作品上映
17:00〜審査結果発表/表彰式
ゲスト:湯浅政明(アニメ監督)
17:45ころ〜講評・セッション
ゲスト審査員:森本晃司
審査員:竹熊健太郎(審査委員長)
津堅信之
青木純
白石慶子
中村誠
STUDIO4℃
COAMIX
PRODUCTION I.G
三鷹の森ジブリ美術館
入場無料
イベント内容はやむを得ない事情により予告なく変更を余儀なくされることがございます。 あらかじめご了承ください。