FESTIVAL

開催概要

2/25(日)
第19回吉祥寺国際アニメーション映画祭

第19回国際吉祥寺アニメーション映画祭 ノミネート作品上映

開場14:30 上映開始15:00

2/25(日)映画祭最終日、いよいよグランプリ以下各賞が決定。
今年も選び抜かれたノミネート14作品を上映します。
ノミネート作品は以下14作品です。
(上映時間 約106分)

01.『ゾウのかたち』
桑 宇軒

私の家には象が住んでいたが、大人たちは皆、象を避けていた。 象は形を変え続け、私と共に成長していった。
(8分13秒)

02.『Magnified City』
金子 勲矩

ある夜、廃墟を彷徨う虫眼鏡人間は、きれいな町の写真を見つける。その美しさに一瞬心を奪われるが、誤ってその写真を燃やしてしまう。そのころ、プロジェクター人間の秘密結社は彼を利用し、廃墟をもとに戻す計画を練っていた、、、。虫眼鏡人間が遭遇したある夜の物語です。
(11分35秒)

03.『ピロピロプゥ』
松本 伊代

素材も次元も秩序も飛び越えた、ちぴとぷぅのハチャメチャコメディ。この作品を見る者は、一切身体の力を抜くべし。
(7分5秒)

04.『子猫の配達員うーにゃん』
スタジオななほし

猫島からやってきた子猫の「うーにゃん」は、はじめて配達のお仕事を任され、大張り切り! 配達の途中、シャボン玉に気をとられたり、お菓子をもらいに寄り道している間に、配達バッグが見当たらなくなってしまいます。大切な配達物が入ったバッグを一所懸命探すうーにゃん。無事にお届けすることができるのでしょうか…?
(7分28秒)

05.『田中くんと二階堂くん』
田邊 馨

いつも仲良し田中くんと二階堂くん。学校帰りに見つけた、いつも気になるラーメン屋さん。お腹をすかして入ってみるとラーメン屋さんになんと「アレ」が!
(8分39秒)

06.『ASAP HUMAN!!』
内海 菜乃香

この世界では深刻な少子化が進行し、人口が急激に減少しています。 しかし、驚くべきことに本日どんな生き物でも人間になれるという衝撃的なドリンクが発売されることになりました。その名も『Ahimorphix』!CMを見た主人公の犬は、その驚きのドリンクに心を奪われ、もし人間になれたらどんなだろう?という妄想が止まりません!人間になる夢を追い求める、1匹の小さな犬の壮絶な冒険が始まります。
(5分20秒)

07.『520』
池辺 凛

「想いを寄せる男友達にバレンタインのチョコレートを渡せない柚希。もうすぐお兄ちゃんになるから、こども向けの飴を我慢する悠斗。年頃の娘と上手く話せず、悩む伸行。素直になれない彼らの小さなプライドは、くだらない意地によって絡み合っていく。
(5分48秒)

08.『ぼくがこわい黒いもの』
新海 大吾

ぼくには怖いものがあります。一つは夜の海。二つめはお母さんのお腹の中の、もうすぐ生まれてくる妹。だって、中がどうなっているのかわかんないんだもん…
(6分41秒)

09.『長期照願』
謝 宗旻

這是一部把照顧家人經歷 一些心得 做成動畫

これは家族といくつかの経験を大切にするアニメーションです
(7分32秒)

10.『トモヤ!』
木原 正天

地元の野球チームに属する無口な少年、ある夏の日の不思議な体験。
(4分33秒)

11.『マジムンノクニ』
根間 笑花

今作品は沖縄に昔から存在する魔のもの『マジムン』と人間との戦いを描いたストップモーションアニメーションです。 宮古島に実際にあるガングルユマタ交差点で目撃されるマジムン、「カタアシピンザ」をモデルにしました。
(5分51秒)

12.『来世ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい』
劉 禹辰

THE PARADISEの解散ライブ前日、お互いに面識のない3人のファンがエレベーターに閉じ込められる。救援を待ちながら彼女たちの推しであるユニコーンのエピソードを語り合っていたが、なぜか空気はピリピリ。その時、スマホの通知音が鳴る。
(9分47秒)

13.『Midnight Special』
葭原 武蔵

都会の中に佇む寂れた映画館。深夜の特別上映を観るために集まった人達は、ポップコーンやソーダを手に劇場へと入って行く。映写機が光り、フィルムが回り出すと、映画館は汽車へと変身して観客を映画の世界へと誘う。夜汽車の車窓を流れる街の灯りの中では、見知らぬ人の人生の一幕が流れていて、その一瞬の光景に何故か懐かしさを感じてしまう。映画と列車を通して「旅」への愛情を綴ったアニメーション。
(5分10秒)

14.『月見ごこち』
李 叔芹

私が生まれてから、月は地球を9,125周回っている。その間、私たちはみんな大人になってきたけど、月は永遠に年をとらないようだ。 祖母との交流と、その死を見つめる孫娘の物語。
(12分6秒)

審査結果発表・表彰式・講評
17:00頃〜

ノミネート12作品の中からいよいよ選出される第19回吉祥寺国際アニメーション映画祭グランプリ各賞。
この日の審査員協議により選出されるグランプリ各賞の授賞式と講評セッション。
今年の講評ゲストには片渕須直監督をお迎えします。

講評セッションゲスト
片渕須直(アニメーション監督)

プロフィール

1960年生まれ。日本大学芸術学部特任教授・上席研究員。大学在学中に『名探偵ホームズ』の脚本を手がけてから、今年で42年目。監督作はTVシリーズ『名犬ラッシー』(96)、『BLACK LAGOON』(06)、長編『アリーテ姫』(01)、『マイマイ新子と千年の魔法』(09)、『この世界の片隅に』(16)、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(19)など多数。疫病の中に生きる千年前の人々を描く映画『つるばみ色のなぎ子たち」を現在制作中。

2024年2月25日(日) 武蔵野公会堂 パープルホール
15:00〜ノミネート作品上映
17:00〜審査結果発表/表彰式
17:45ころ〜講評・セッション
ゲスト:片渕素直(アニメーション監督)

ゲスト審査員:森本晃司
審査員:竹熊健太郎(審査委員長)
津堅信之
青木純
白石慶子
中村誠
STUDIO4℃
COAMIX
PRODUCTION I.G
三鷹の森ジブリ美術館

入場無料

イベント内容はやむを得ない事情により予告なく変更を余儀なくされることがございます。 あらかじめご了承ください。