第17回吉祥寺アニメーション映画祭ノミネート作品

2021年度ノミネート作品は以下の通りです。



01.『わたしのトーチカ』
石舘 波子

【あらすじ】
潜水服は、水中の世界の中で唯一ボンベがないと生きられない。
我侭な女の子や複雑な家庭環境の友人に囲まれながら、平穏な日々が壊れないよう、どんなに息苦しくても見て見ぬ振りをしていた。




02.『カノンの謀殺』
劉 禹辰・尹 暢・陸 海

【あらすじ】
私はすっと他の6人の「私」が見える。
一つずつその日の私と同じことをしている。彼たちの影響で私の生活もめちゃくちゃになった。私は、かれたちを殺したい。




03.『青い城』
河原 雪花

【あらすじ】
ワルシャワのヴィスワ川の底で人魚は青い城を集めている。
誰かの夢である青い城は美しくも脆く、時間が経てば朽ち果て、ある時は破壊されてしまう。
ポーランド人のシシィと、日本人の蘭は人魚に導かれ、ヴィスワ川の底、夢の世界で出会う。
孤独な彼女らが抱えるものは時代や場所が違えども重なりあい、そして深く深く沈んでいく。
本作はポーランドの古いおとぎ話「ワルシャワの人魚」と作家ルーシー・モード・モンゴメリが執筆した同名の作品「青い城」を元にしている。




04.『アイアンプレッジ』
袴田 くるみ

【あらすじ】
大きな鉄工所が建ち並ぶ小さな町に、1人の耳の聞こえない美容師がいました。
彼は鉄工所を経営する社長に呼び出され、娘の髪を切ってほしいと伝えられました。 美容師は頼みを聞いて社長の家にいったのでした。




05.『高野交差点』
伊藤 瑞希

【あらすじ】
ある街、ある時、見知らぬ三人の人生が一瞬だけ交差する。




06.『古代戦殻ジェノサイダー第22話OP・ED・次回予告・CM集』
細川 晃佑

【あらすじ】
80年代末期にごく1部で放送されていたものの、その後諸事情でソフト化もされずマスターや録画の存在も確認できずにいた幻のテレビアニメ・古代戦殻ジェノサイダーですが、2019年4月にアニメのオープニングとエンディング(以下OP・ED)が録画されたビデオテープが奇跡的に発見されました。その後の捜索で第22話の再放送時のOP・EDと次回予告・エンドカードが録画されたビデオテープと、当時発売されたTVゲームのCMも別のビデオテープから新たに発見されました。今回の映像では編集してOPとEDの間に収録しております。




07.『父との再会』
ヒゲのちハゲ

【あらすじ】
僕の親父は画家でした。 物心がつくころに家を出ていってしまい、 オカンが一人で姉とボクを育ててくれたのですが、あることをきっかけに親父に会うことを決意。 はたして親父との感動の再会を叶えることができたのか。




08.『Blink in the Desert』
副島 しのぶ

【あらすじ】
悪意は突然現れる。まるで瞬きするかのように、羽ばたく羽虫のように気まぐれだ。
若き砂漠の隠者は、ある日突然現れた羽虫を殺してしまう。その姿をじっと見つめるゾウ。その日から、少年は羽虫の影に追われていく。 本作のタイトル「Blink in the Desert」とは、「砂漠で一瞬の瞬き (羽ばたき)」をすることを意味する。誰もいない孤独の荒野で芽生える小さな悪意の一瞬。まるで、それは砂漠の隠者のように、祈りを捧げる人の前に唐突に現れる誘惑の悪魔のようである。




09.『ヤドカリは常に住宅難 』
たかすぎるな。

【あらすじ】
「ヤドカリ」と「人間」の共通点をコミカルに描き出したアニメーション作品。
増えすぎて住居の貝殻が争奪戦のヤドカリと、いつも心の帰る場所をどこかに求めて彷徨う人間はとても似ている。
彷徨える「宿無しヤドカリ」と「人間」が最後に夜空を見上げる姿はどこか少し切ない。




10.『駐車場でアメを食べたね』
関口 和希

【あらすじ】
結婚式を目前に控えたミヨは、招待していた親友に絶交されてしまう。
友情には賞味期限があることを知ったミヨは、幼く愉快だったあの頃に思いを馳せる。




11.『闇に蠢く作家』
大槻 圭紀

【あらすじ】
新任の編集者が人気SF作家に会いに行くが、マネージャーに奇妙な注意を受ける。



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